ゴールデンウイークの後半二日目の日記

いまだ広島。朝の商店街の写真を撮る。
平和公園へ。
「安らかにお眠りください。過ちは繰り返しませんから。」の石碑を再び見て考えた。
ここに象徴的に欠けているのは当事者としての意識である。被害者として怒るでもなし、加害者として謝るでもなし、非当事者、第三者としての立場で書かれている。

我々はみな被害者であり加害者、原爆は私達が私達に使用したもの、否、昨日も今日もそしておそらく明日も使用し続けているものなのに。

原爆資料館へ行った。最後の写真、被爆の次の秋に咲いた、75年間草木の一本も生えないと言われていたのに咲いたツツジの花の写真に感動して涙を流した。

広島を去る。

神戸に行きひろころりと会う。

神戸観光、ジャイナ教寺院とイスラムのモスクに行った。ユダヤ教の教会は入れてくれなかった。モスクでコーランの教えを聞いた。

ひろころりの母親とデパートで会った。会ったとたんにひろころりが大人の顔から子供の顔になったのが面白かった。誰でも親の前では子供の顔になるのだろうか?

すぐに別れて京都に向かった。