ヘッセの青春は美わしを読む

何がいいのか分からない。車輪の下も昔読んだけど全く面白くなかった。ネットに転がっている日記の方が面白い。ヘッセは鬼門。

森見の藪の中を再び読む。

「僕が映画を撮るのは人を楽しませたり魅了するためじゃないんだ。僕はただ、自分を魅了するだけに撮る。」
「僕の身のうちでは嫉妬の炎がごうごう燃えて、彼女はその照り返しを受けている。だからいっそう美しいのだ。」
美しく心にしみる文章だ。このセリフをはいた「監督」は僕に似ている。