グリーン革命を読んでいる

メモ
「私の息子は病気で治療する必要があると九十八人の医師がいい、あとの二人の医師が『病気じゃない。だいじょうぶです。』といったなら、九十八人の診断に従うだろう。それが常識というものだ−−地球温暖化にもおなじことがいえる。大多数を占める多数派の意見に従わなければならない」

「母なる自然とは、化学、生物学、物理学にすぎない。自然がやることは、それらの合計にすぎない。自然に正邪はない。詩や美術に関心はなく、教会に行こうが行くまいが関係ない。自然とは交渉できないし、ごまかしもきかないし、そのルールを避けることもできない。一つの種としてそこに適合することしかできない。種が母なる自然との適合を学ばないとき、その種は叩き出される。だから、毎日鏡を覗くと、そこに見えるのは絶滅危惧種なんだ。」


「気候変動否定論者は、医師に診察してもらい『タバコをやめないと肺ガンで死ぬ確率が90パーセントですよ』といわれたときに、『そうですか、先生、100パーセントではないんですね?それじゃやめませんよ』と答える患者と変わらない。」


広島にはとくに行きたい場所もないので、すぐに帰りました。