まとめがき

デイヴィッド・エディングスは三日前に亡くなったそうだ。
もう彼の新作を読むことはできないんだな。

携帯が発見されたそうだ。無くなったのは十六日、発見されたのは二十三日、JRバスから警察に連絡があったのは二十五日、その後auに連絡が言って手紙で連絡がうちに来たのはその数日後。遅すぎる!

無くなったその日にJRバスに連絡してあれば実家に連絡するように言っておいたのに。



これで、高機能で電池もよくもって細かいところまで設定が効いてしかも防水な旧機種に戻れるのはうれしいけど、新機種(4万円)のお金を二年間にわたって払い続けないといけないのが悲しい。2万円ぐらいで売れればいいのだが。いろいろ調べた結果、この低機能化の元凶はauがkcp+というosを携帯に乗せたことのようだ。

あの後、usbを使った充電は電源が空ではできないという欠点も見つけた。ちなみにdocomoではできた。あと不思議なことだがusbでpcにつなぐときに必要なドライバがなぜかよく消滅する。
あと、平型イヤホンジャックがなくなっているので、充電しながら音楽を聴くということは不可能になった。


ca001のタッチパネルはすごい。例えばデーターフォルダーのファイルを選択するとき普通のタッチパネルなら、「データーフォルダーを開く→ファイルを押す」で出来るがこれは「データーフォルダーを開く→タッチパネルを押すと十字キーが出てくるのでそれを何度も押してポインターを移動させてファイルのところに持っていってタッチパネル上のOKボタンを押す。」
という素晴らしい設計になっている。

起動に一分以上かかるのもおしゃれだ。

今後もauがkcp+を採用し続ける限り、本質的な改良はなされないと思われる。

auの未来は暗い。

で、古い携帯戻ってきて使っているけど、素晴らしい使い勝手。

窓は復活しました。



数学ネタ
身近にある極限。
極限計算は近似計算でよく使えます。

(i)1/100の確率であたるくじ。百回引いたときに一回は当たる確率は?

一回も当たらない確率は

(99/100)^100≒lim n→∞ (1-1/n)^n=1/e

よって一回は当たる確率は1-1/e≒1-1/√8=1-√2/4≒1-1.4/4=0.65 (eはほぼ√8 誤差は5%)

ちゃんと計算した1-(99/100)^100は0.633967659なので殆ど正しい。

(ii)二十種類のカードがランダムで当たるくじがある。
このとき全種コンプリートするのに必要な平均回数は?

答えは20(1/1+1/2+…1/20) 証明は略

lim n→∞ (Σ (k=1からn)(1/k) - log n)=γ (オイラーの定数)≒0.58
より
20(1/1+1/2+…1/20)≒20(0.58+ log 20)≒20(0.58+3.00)≒72 (20の三乗根はほぼe 誤差は0.1%)

実直に級数を計算すると71.9548なのでほぼ正しい。

最近は携帯からアプリの関数電卓あるいはgoogleでlogの計算が出来るようになったので、いちいち便利な近似値(π≒√10)とかを覚えなくても簡単に計算できるようになった。

ちなみにコンプリートする対象が100種類なら大体100 (log 100+γ) ≒500回買わなくてはいけないの で結構大変だ。


数学ネタもう一つ。
「理系の人々」でよしたにさんが解けなかった中学入試の問題はおそらくラングレーの問題ではないだろうか。
http://blogs.yahoo.co.jp/engineer_ryuseigun/23271561.html

例:AB=AC,∠BAC=20 の二等辺三角形 ABC がある。辺AB上に点E、辺AC上に点Dをとり∠CBD=60,∠ECB=50
となるようにしたとき、∠BDE の大きさを求めよ。

この問題は補助線を天啓によって引くことにより解け、そういう解き方に美しさを感じる人はいるとおもうけど、僕は一般性がなくて汚いと思うな。

むしろ三角関数による解法の方が良いと思う。

物理に関する独り言
大学で使う物理の教科書はジャクソンとかランダウリフシッツとかいろいろ素晴らしい名著がたくさんあるけど、最低限、知っておくべきことに限定すると本一冊200から300ページぐらいでコンパクトに収められないかな?高校の物理の教科書をイメージ。「大学物理 ミニマム」みたいなタイトルで。