博士の百人いる村という博士の進路を描いた有名な創作童話がある。
http://
まとめると博士が百人いる村で、村人の進路は次の通り
16人医者
14人大学教員
20人ポスドク
8人会社員
11人公務員
7人他分野転向
16人無職
8人死亡 不詳
童話では8人は死亡あるいは行方不明とあるが、これは単純に未回答あるいは追跡不能だっただけだろう。たぶん無職なのかな?
で、文系博士はもっと大変じゃないのという声を聞いて以下の資料から作成してみた。
資料の中でポスドクの扱いがよくわからない(就職者、非就職者の中に両方入っているようだ)ので「ポスドクの人も大学教員と書いた人がいるという」仮定を入れて、資料の大学教員ー就職者のポスドク=真の大学教員とおいた。
人文科学(=哲学 史学 文学)博士の100人いる村は次のような感じ
進学1人(どういう意味だろう)
大学教員13人
ポスドク12人
大学以外の教員4人
会社員公務員10人
無職 35人
死亡 不詳 25人
社会科学(=社会学 商学 法学 経済学 政治学)博士の100人いる村は次のような感じ
進学 3人
大学教員 17人
ポスドク 10人
大学以外の教員 2人
会社員公務員 18人
無職 30人
死亡 不詳 20人
たしかに厳しいね。