アフリカ旅行記22日目 23日目 ルワンダ編

閲覧注意:ルワンダ虐殺についての言及があります。

2019/02/01 キガリ

朝はホテルでだらだらと。お好み焼きを食べる。

今日はnyamataへ。バイクタクシーでバス乗り場まで行き、そこで50円のきっぷ買って30分。nyamataにつく。

昼ごはんは町の食堂で。バイキング形式。野菜とか豆とか。ビール合わせて150円。

ルワンダの物価はだいたい日本の1/5から1/10ぐらいかな。

nyamata虐殺記念館へ。

ここはもと教会で、教会なら安全だろうと騙されて逃げてきた1万人の人が一晩で死んだところ。手榴弾で天井が穴だらけになっている。中はおびただしい量の赤く汚れた衣類が積まれている。地下にはたくさんのヒビの入った頭蓋骨が。

来た道を戻りキガリへ。バス停でコーヒーを頼んだら生姜湯だった。

一旦宿に戻ったあとバイクタクシーで韓国料理屋へ。スンドゥブを食べる。副菜がたっぷり。美味しかった。

帰りもバイクタクシーで。途中でヘルメットが風で後ろに吹っ飛んだ。タクシーの人が自分はここではUターンできないので拾ってきてと言われたので拾いに行ったらない。

ヘルメット探してたらバイクタクシーの人もいなくなっていた。

途中で警察の人に話しかけられて、ヘルメットという単語が出なかったので頭が吹っ飛んだのでとか言ったら、怪我はないか、そうか大丈夫なら帰れと言われる。

歩いて帰った。しかし、飛んだヘルメットが後ろの車両とかに当たって事故を起こさなくて良かった。ヘルメット弁償したいんだけど。

 

2019/02/02 キガリ、フイエ

朝ごはんはツナ弁当。今日は隣町のフイエに行く。バスで二時間半のようだ。

バス停でフイエと書いたバス見つけて入る。その場でチケットもらう。チケットには自分の名前が書かれるのだけどなぜかサイモンさんになっていた。バスが満員になって出発と思いきや、お前は次のバスに乗れと言われる。

一時間後に出発。フイエからギコンゴロの村に行く必要があってバスのチケット(50円)買うが、出発の気配なくたぶんまた一時間ほど待たされるので破棄してバイクタクシーで。50分乗って250円。

村についたらまたバイクタクシーで山道を5分程走り、目的地であるムランビ虐殺記念館へ。雰囲気が重苦しい。入れ違いで出ていく老婆が僕に挨拶をして手を握ってきた。

ここはもと作りかけの技術学校で、フランス軍の保護を求めて集った四万五千人の人が虐殺された場所。(フランス軍は虐殺の前に放置して帰った)

資料展示室は写真と文章の解説。途中で空のケースがあり、将来的にここには遺体を展示するとのこと。

資料展示室から出て倉庫群に入るとそこには無数のミイラ化した遺体が。石膏で固められてて、死の直前の苦痛に満ちた姿そのままに展示されている。タイの地獄寺の石膏像に似ている。

あるものは頭を割られ、あるものは身を捩り、あるものは体を切断されたままになっている。ガラスケース入りとかではなく木枠の上に所狭しと並べられている。

全て見たあと、寄付を払って外に出る。

 

行きのバイクタクシーを呼び出すが、来ないので自転車タクシーに乗ったら、途中ですれちがったので乗り換える。

バス停に着いたらすぐに人に囲まる。すぐに出るから早く買えと急かされ、キガリ行きのバスチケット(350円)を買う。

ここでなぜか乗っていたバイクタクシーが行きの十倍の価格を請求して来た(行き50円、帰り500円)。面倒なのでそのまま払った。

長い長い道のりを得てキガリに帰る。途中、真っ暗な道を人がわりとたくさん歩いているのが印象的だった。

宿の近くのイタリア料理店で遅めの夕食。イタリア料理店なのになぜかチキンカレーが出てきた。久しぶりにワインを飲んだ。