6/20から6/24までニコ技深セン観察会に参加し、中国の深センに行ってMaker Fair見てきたり、電気街見学したり、工場見学してきました。
他の人の感想は
を参考に。僕はいつものような日記形式で書きます。
深センというのは香港の横にある、工場とか電気街が密集したところで、世界の工場である中国の心臓みたいなところです。他の人達はメイカー(個人やグループでものづくりしている人たち)が大半なので行った人たちの中では僕は異質な感じでした。じゃあ、まあなんで行こうかと思ったかというと、
を見て面白そう!って思ったからです。
準備編(ネット)
中国では日本で使っているほとんどのwebサービスが使えなくなります。情報規制というよりは産業保護の要素が強いと思いました。ですので備えましょう。
- chatはWeChatを使いましょう。だいたいlineですが、グループチャットで全員の位置情報共有ができるのが便利です。日本でも使えるのでアプリをインストールして行きましょう。
- 地図は高徳地図を使いましょう。google mapより正確です。これもアプリをインストールしていきましょう。
- vpnを契約していきましょう。設定しておくと自由にネットが使えます。僕はホープムーンを使いました。一ヶ月で解約すると無料でした。もっとも多くのホテルのネットからなどはvpn使えないそうです(噂)。これも日本で設定してから行きましょう。慎重な人は二業者契約していってもいいと思います。
- 香港と中国共通のwifiルーター借りると自由にネットにつながるようです。中国だけのwifiルーター借りましたが、香港ではつながりませんでした。
あといろいろ詳しいことは
に書かれています。
深センへの行き方
香港空港からフェリーで直接深センに行けます。このルートだと国境を一回超えるだけで行けるので楽です。一度香港に入国すると二回国境超えるのでややこしい上に混むことがあるようです。ですが、次のルールがあるので気をつけましょう。
1日目の日記
やっと日記が書ける。
成田空港から空を飛んで香港空港へ。なんとかフェリーにたどり着く。空港で食べたサンドウィッチとコーヒー合わせて千円ぐらいだった。高い!
フェリー待ちの間に見た空と海が綺麗であった。夏の空!
フェリーを降りたらいきなりの夏。両替済まして地下鉄に乗ろうとするがコインがなくて詰みそうになる。両替機はなくて人力なので頼みましょう。
地下鉄に乗ってホテルに到着。
その後、ファーチャンペイという超でかい電気街をうろついた。ドローンが鳥のように飛んでいるのが印象的だった。日本じゃもう飛ばせないしな。残念ながら電気街はもうほとんど閉店だった。
宿にいた同じツアーの人とご飯を食べDJ娯楽無限という素敵な名前のクラブで踊った。踊ってたのは200人中僕を含めて5人ぐらいだった。あとで知ったが踊らない文化のようだ。
2日目の日記
早朝、もう一度電気街に。とはいえまだあまり開いていなかった。
maker fairに行く前に、シビックセンターでやってるglobal maker showcaseいう展示を見に行く。簡易DNA検査キットでアレルゲンやマラリヤ感染がわかるアイデアが面白かった。検疫に使えないだうか。世界中のFabLabがいろいろ展示していた。
しかし巨大な建物だった。
にょきにょき高いビルが生えていた。
maker fairへ。このように街全体でmaker fairを推しているのが印象的だった。あとで人が言っていたが、単純な労働集約型ではベトナムやら内地に人件費が勝てなくなってきたので、深セン自体が技術重視、アイデア重視型に移りつつあるらしい。
がんばって全ての展示を見た。日本のmaker fairは本当に趣味のためのmakeと言った感じだが、ここのはちゃんと商品化まで考えたmakeと言った感じだった。おもしろアイデアみるなら日本で、商売のことまで考えてまじめにするならここって感じ。
電動一輪車など変な電動乗り物がたくさんあった。深センでは同人誌のように変な乗り物が生まれているらしい。造形はどれもドラゴンボールのカプセルコーポレーションぽくってかっこいい。ドローンが自由に空を飛び、セグウェイ改良版のスクーターが自由に地を這っている、日本の将来に不安を感じる。
大学のサークルの展示が素敵だった。
脳波で遊ぶゲームが面白そうだった。
夕ごはんは近くの定食屋で。メニューの写真とって注文するという手法を覚えた。
夜はAki Party、異国なのに、としくにさんやら、きゅんくんとかよく知ってる人が舞台にでているの不思議な感じだった。とても盛り上がり、ある人曰く、「深センの人がこんなに踊っているの見るの初めてだ」とのこと。