2019/01/11
アディスアベバ(エチオピア)空港に早朝。空港をさがしてみたがシムは売ってないようだ。
宿に向かうが座標が間違っててたどり着かない。タクシーの人に電話してもらってやっとつく。
昼は博物館巡り。アウストラロピテクスのルーシー見たり、エチオピアの古典芸術見たり。
帰りのタクシーが、英語わからない、地図読めない、人の話を聞かないで大変だった。なんとか道の英語喋れる人に翻訳してもらって、ここではないってことを伝えれた。夕食は宿で。
2019/01/12
朝ごはんを食べてバロホテルに移動。またタクシー代が千円ぐらいかかる。
ETTに行き、ダナケルツアーに申し込む。
ATMに行ったり、昼ごはんを食べたり。
虫除けスプレーを探す旅に出る。
薬局に行くといいと言われて行ったが明らかに調剤薬局で売ってない。
四軒ぐらいたらい回しにされたあと、露天商に行って聞いたら、ついてこいと行ったのでついて行ったら、農薬売りとか殺虫剤屋とかを経由して1時間ぐらい歩いてついに見つけた。嬉しくてガイド料に千円あげた。月収の1/8ぐらいだそうだ。
この道は行ったら非常に危険、死ぬぞとか教えてくれたのが面白かった。
3日目 エチオピア
2019/01/13
朝四時に起きて迎えにきてもらいそのままバス。宿の扉の開け方がむずかしかった。
夜にはメケレに着くはず。
朝十一時からバスが止まる。周りの話を聞くと政府によって軍隊的なあれで閉鎖してるようだ。
なんとか、ツアー会社に連絡が取れて予約を一日送らせてもらう。
バスで泊まる。ビールとかコーヒーとか飲みたいなあ。
4日目 エチオピア
2019/01/14
ビールとコーヒーの問題は解決した。
実は村の中にいてコーヒーもビールも食べ物もいくらでもあった。
バスの中にいる鶏の声で起床。
バス停止より24時間。
まだバスは動かない。夜の星が綺麗であった。
バスの隣の人に連れて行ってもらって食堂にいく。この村はだいたいの家が牧畜と食堂をやってるようだ。
酸味の少ないインジェラと肉を食う。美味しい。
余ったので無理やりお持ち帰りに持たされた。
どこにいってもだがコーヒーがうまい。
村の生活に慣れてきた。朝からビールを飲んでる。
みんな焦ったりイライラしていないのでこれが普通なのかもしれない。
散歩したりビール飲んだりコーヒー飲んだりしてこの日記を書いている。
チャイナ、チャイナとみんな言うので、自分の名前がチャイナさんなのではと思えてきた。4000年の重みのある名前だ。
Kindleのダウンロード積みの本が減ってきた。
ここまで読んだ本
未来恐慌 キャラと設定が甘くてイマイチ。
ハードウェアハッカー
総論は面白いけど各論はマニアックすぎて飛ばし読みした。
人生は二日だけ
面白い。大島ゆみこっぽい。
六つの航跡 上巻
クローンと人格コピーが普及した社会の描写がわりと面白いが、キャラクターが魅力的でない。
刀語一巻二巻
安定の面白さ。すぐ読んでしまうのでコスパが悪い。
掟上今日子の乗車券
男子の貞操
すごく面白い。著者の性産業全否定には首肯しかねるが、現実の人間関係がないままポルノに浸かりすぎると人間を記号としてしか見えなくなるって話は面白い。まあそうだよね。要約すると「記号として人を見るな、人間として人を見ろ」というお話。
ゴジラ星を食うもの
ゴジラ怪獣惑星
映画のノベライズ。これの前日談の怪獣黙示録が大傑作だったので、若干の不満足。とはいえ少し面白い。
傑作ゾンビ小説。こちらも映画はちょっと残念。怪獣黙示録が人間が怪獣に負ける珍しい話ならばこちらは人間がゾンビに勝つ珍しい話。
人類滅亡まであと一歩までのところから地道に、ときには非人道的な手段用いて(復興に役に立つ一割の人を逃がすために九割の人をおとりに使ったりして)持ち返していく話がすごく面白かった。
幸福の島
19世紀の教授が漂流したらそこはアーサー王時代(5世紀?)の文明を残してる島で、蒸気機関や電信とかで文明チートするって話。大傑作のマークトゥインはこれを真似して大傑作「アーサー王宮のコチカネットヤンキー」を書いたとされている。本人は否定したそうだが。
で、大傑作の元ネタなら面白いと思いきや、これが面白くない。というか19世紀に書かれた本なのに、なろう小説の異世界転生のテンプレすぎて深みがない。都合よく高貴な人に拾われたり、都合よく人を助けてヒロイン達に惚れられたり。わりと人間の考えるプロットって200年ぐらい変わってないのかもね。アーサー王宮のコチカネットヤンキーは本当に面白い。みんな読もう。
いま昼の十二時、ひょっとして今日もこの村から出れない?
村の人に話を聞いていくと、どうやらこれは首相レベルの問題になってて、今晩の10時になんらかのアナウンスが出るようだ。
13:45 エンジンが入った。ひょっとして動く?
軽い腹痛。香辛料?
14:09動かない
14:58 ござ引いてバスのみんなでビール飲んでバナナ食べてる。モバイルバッテリーをいろんな人に貸してる。
16:05
動いた!29時間の村体験ツアーだった。
16:47
日本でアップルウォッチをつけてる人を見るぐらいの割合で刀や長い銃持ってる人を村や路上で見た。狩猟用?
16:50
Yangudi Rassa国立公園に入り村落は見えなくなった。これほどの何も人工物のない空間を見るのはアラスカぶり。村体験も含めてバス移動にしてよかった。
17:19
と思ったら、公園の中の村に停車。日没後は運転しないのだね。
メケレ到着は明日か。
ここも前の村もそうだが村の周りはペットボトルごみが散乱してる。
18:04
日本人にあった。彼は三日ここにいるようだ。メケレは断水だったそうで六日シャワーを浴びてないそうな。お互い大変だな。トイレはあるそうだが、恐ろしく汚いので野でしたほうがいいと。
ツアー会社にはいつ着くか分からないので着いたら電話するということにした。ツアー会社の人は電話するたびにいらいらしてる。追加料金なしでいけるかな。
バスの女性グループに誘われ食事、昨日と同じものを食べた。
iPhoneの星座アプリを見ると、らしんばん座や六分儀座が見えるようだ。楽しみ。
物価はビールはだいたい六十円、コーヒーは二十円、肉入りインジェラ四百円といったところ。
食事は手づかみなのだが、この飲用に適さない水で洗って意味あるのだろうか。幸いお腹は壊していない。
道路が封鎖されている理由だけど、デモとかソマリア軍とか聞く。だけど、前の村で道路を石で封鎖してたし、あの村が原因かな。しかし、それならなぜこの村で足止めを食らってる?夜間の移動が難しいからかな。街灯ないし、ときどき舗装無くなるからかな。
5日目 エチオピア
2019/01/15
月が沈むと天の川もはっきり見えた。からす座、コップ座、六分儀座、偽十字、きりん座などを視認。見たことのない星を見たのすごい。
朝5時にバススタート。
第六大陸を読了。すごく面白かった。ここに出てくるマルチブルのAIは書いた当時には出来てなかったがもうできるやつだ。大小さまざまな宇宙ガジェットの展開が楽しい。シニカルなSF作家が多い中、純粋に楽しく技術発展のもたらす未来を明るく書く小川一水の存在は有難い。予定調和的に終わるかなと思ったら、「これからどんな面白いことが起こるのだろう!」って読後感を残すところも作者らしい。
朝日を浴びながら、荒涼としたサバンナを通過中。ときどき木を組み合わせた小屋や手作り感のある丸いテントとか煮炊きの煙があるのが不思議。狩猟採集で生きているのだろうか?それとも一時滞在のためのものなのだうか?
9:00
待ち望んだトイレ休憩(野)
見たことのない植物ばかり生えている
途中の街で朝ご飯をバスで仲良くなった人たちと食べる。インジェラプラス肉とかシロとかを四品。これを六人で食べる。
コムギプラス酸味プラス肉プラス香辛料で、大まかに分類するとピクルス入りハンバーガーの味。ビールとコカコーラを注文。コカコーラは世界中どこにいってもコカコーラの味ですごい。割り勘で400円(他の人より多めに払ってるかも)。この記事では1ブルを4円で換算してる。メケレまであと120km。
山岳地帯を抜け、多くの村を通り過ぎて行く。何もないところを徒歩移動してる人が多く大変そう。ラクダ、馬、ロバ、牛などを多く見る。
サボテンを生垣に使ってる家もあり面白い。
少し大きな村ではたくさんの雑貨店を道沿いに見る。品揃えに違いはあるのだろうか?
メケレ前で全員バスから降ろされボディチェックを受ける。
パロットゲストハウスについた!とりあえず、これをアップします。