超光速粒子を用いた過去への通信の仕方 補足

昨日、

超光速粒子(光速のα倍の速度)を使った過去への通信方法:速度が左にc/α以上の実験装置Aで超光速粒子を右に発生させる。その実験装置の右側に右にc/α以上の速度を持つ超光速粒子反射装置を用意する。反射された粒子はAのあった場所の粒子発生時点の過去に到着する。

とつぶやきに反響が多かったので図を使って補足します。特殊相対性理論学習者向けです。

座標系A(t,x)において超光速粒子を青い線で表しています。
Aに対して右向きにc/α以上の速度を持つ慣性系A'(t',x')の座標軸は図のとおりになります。
x’軸が青い線の上側になることに注目。

これを(t',x')座標系で見ると次のようになります。


A’系では超光速粒子は過去に向かう粒子になることが分かります。

以上。c=1としました。