インターステラー感想

インターステラー見たので感想。ネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わるかったところ

SFとして

ハードSFというには、物理や天文や宇宙探査工学の観点から突っ込みどころが多すぎる。

例えば

  1. 事象の地平面付近じゃないとそこまでの時間の遅れは生じない。そんな場所に安定した軌道は存在しないだろうし、半分事象の地平面の中に埋まってるだろう。潮汐力で惑星はばらばらになるだろうし、ブラックホールからも放射線量も高いだろう。そんなところに住もうと考えること自体無謀。
  2. 五次元の描写が四畳半神話大系
  3. たまたま自分の家にワープしたり太陽系の近くにワープして拾われたりとご都合主義的。
  4. ブラックホールに近づいても潮汐力でばらばらにならない宇宙船てどんなんだ。
  5. 無人探査しないのはなぜ。温度や潮汐津波の有無ぐらい外からすぐわかるはず。あんないいロボット作れるなら有人探査の必要性は全くないと思う。
  6. スペースオペラじゃあるまいし、惑星探査の順番をその場で決めるのは燃料の無駄遣いなのでやめた方がいい。
  7. 統一論ができても重力操作はできないだろう。
  8. 五次元にいったら重力を操作できる能力でも身につくのだろうか。
  9. 宇宙ステーション作って移住するより、地球に閉鎖環境作って生活するほうがいいのでは。
  10. 他の惑星をテラフォーミングするより、地球をテラフォーミングするほうが安くつく。宇宙行くより植物を遺伝子改良したりする技術に注力するべき。

ストーリーについて

宇宙探査に行って時間の遅れで年老いた子どもと再開するって話は、ありふれてるしもう少しひねりが欲しかった。

テーマについて

僕は親子愛とかといった人間ドラマには、興味持てないし感動しないし共感できないし、マンネリで退屈するので省いて欲しかった。

2001年宇宙の旅」とか「ゼログラビティ」はそういうのがない、いい映画だった。 

いいところ

ワームホールの表面に銀河が輝いているところが良かった。

ペンローズ過程良い。

潮汐津波良い。

ロボット可愛い。

ドッキングのときのアームの動き方がいい。

突っ込みどころが多いところも楽しい。

惑星探査楽しい。

総合評価

まあまあいい。

絶賛の嵐の中、twitter検索では「インターステラー」とうつと「つまらない」とレコメンドされるけど、そのどちらでもなくまあまあいいぐらいでした。

でも絶賛するほどではないと思う。 

 

カメラ買ってみたけどなんかいい写真が撮れない人へ

いい構図が取れない人へ

そもそもいい構図とは何かを学びましょう。

図書館に行って世界美術全集とか世界写真全集とかをじっくり読みましょう。美術館にも足しげく通いましょう。

 

世界写真全集 (1)

世界写真全集 (1)

 

 

いい被写体がない人、何を撮ればいいのかわからない人 へ

自分が好きなものが何かを考えましょう。 好きでもないものを適当にとってもいい写真は撮れないと思います。思いつかなかったら、とりあえず旅行でもするといいでしょう。

最新版 バックパッカーズ読本

最新版 バックパッカーズ読本

 

 

オートモードしか使えない人へ

うめかよとかオートモードでいい写真を撮っている人もいますが、いろいろいじれると楽しいです。とりあえず、次のキーワードについて理解し、自分のカメラでどうやれば調整できるか知りましょう。

通常時は絞り優先モードで露出補正しながら撮るようになると思います。

僕は昔この本読みました。

新ブック・オブ・フォトグラフィ

新ブック・オブ・フォトグラフィ

 

 

 

異世界に召喚された人が科学知識でチートする物語を集めてみた

異世界(ファンタジー世界とか過去の世界)に召喚された人が、科学知識でチートする物語好きなので集めてみたけどそれほど多くは集まらなかった。少しネタバレ。

これまで読んだ小説の中で一番面白い小説の一つ。19世紀の技術者が、5世紀のアーサー王宮の 時代にタイムスリップして、大魔術師としての地位を得、社会改革と産業革命を起こす。マークトゥエインだけあって、腐敗した貴族制や宗教に対する風刺がこれでもかと込められている。ヤンキーというのは不良じゃなくってアメリカ北部人の意味。

 

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)

JIN―仁 (第1巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)

 

江戸時代にタイムスリップした医者が近代医療を広める話。ペニシリンを作るのはたしかにすごいけど、 その前に石鹸を普及したほうがいいと思った。アーサー王宮のヤンキーはそれをやっている。

 

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

ドリフターズ 1 (ヤングキングコミックス)

 

 信長がファンタジー世界で火薬作ってる。四巻はまだか。

 

 ゲームの天才の兄妹がファンタジー世界に召喚されて人類の興亡をかけたゲームする話。話の本筋とは全く関係ないところだが、大量の電子書籍wikipediaの全データ持ち込んでて(ずるい)、二毛作とか大量製紙とか始めるくだりが好き。

 

戦国自衛隊みたいな道具使いきり型は除いた。ある漫画版の戦国自衛隊では弾が尽きた戦車を感傷的な理由で湖に沈めてて、なんてもったいない事するんだと思った。ねじの一本ですら過去世界では超技術のかたまりのはず。

 

 

 

xlsxファイルをtsvに変換するスクリプト書いた。

地味に便利だと思う。

convert .xlsx file to .tsv file

一回中間ファイルにコピーしているのは日本語ファイルをrooが上手く扱えないみたいだから。

ワイルドカードとかも使えて便利。同じフォルダにhoge.xlsxとhoge.tsvがあったらhoge.tsvが上書きされてしまうので注意。

土日月火の日記

土曜日

結婚式にウェディングドレスで行く。新婦の命令でやりました。そのままの格好で新宿の潰れバーに飲みに行く。あまちゃんデーをやっていた。電車で帰る。

日曜日

ミカさんと、上野の美術館へ。バルチュス展、カロ展、平野啓一郎選展に行く。全て良かった。神保町まで歩いて古本見て帰る。

月曜日

ギークハウスとしまえんにいく。庭があった。とよいが庭に生えてる適当な芋食って苦しんでいた。ギークハウスとしまえんは静かな場所だ。信長協奏曲読んだ。面白かった。

夜はたいぞうと未来ちゃんとたけのこで新宿ゴールデン街のたちばな診療所に飲みに行く。

 

火曜日

あずさの一人と都立現代美術館に行く。ラテンアメリカの現代美術展、MOTコレクション展、フラグメント展を見る。フラグメント展がよかった。

高円寺に行き、昔の友人と沖縄料理食って帰る。