地球の自転周期

って、二十三時間五十六分だということに気づいた。

では、毎日四分ずつ時計と太陽がずれるのではないか?
これは地球が公転しているから大丈夫なのですね。

つまり、公転が自転の足しになって、太陽と時計がずれないようになっている。

簡単のために自転がない惑星を考えてみると、この惑星上では太陽が昇って沈んでまた昇るまでの時間=一年となります。つまり、自転がまったくなくても公転の影響により太陽は昇って沈むわけです。

公転が自転の足しになっているのは
24時間/365日=4分/日なので、

地球の自転周期の23時間56分
+公転による自転効果 4分
=24時間00分
となるんですね。

この事実に今日はじめて気づいたのですが、地学をやった人には常識なんでしょうか?

ある惑星上で、日が出て沈んでまた昇るまでにかかる時間と、フーコーの振り子の周期を測定すれば、自転周期と公転周期が分かってしまうんですね。これはすごいことだ。(公転軸と自転軸が平行と仮定すると)
公転周期が分かると、太陽とその惑星との距離が分かるので、自分がどこの惑星にいるのか分からなくなったとき便利です。
大学の試験に使えそうな問題だ。「A君はどの惑星にいるでしょうか?」といった問題。