レビュー

注意ネタバレあり。

1.村上春樹 「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
2.魔界塔士 SaGa(携帯電話版)
3.ジャンパー(映画)
4.アイアムレジェンド(映画)+地球最後の男(その原作)
5.ハムレット(小説)











1.世界の終わりと…

それなりに面白いけど、村上春樹の最高傑作と呼ばれている割には?という感じだった。結局なんだったのといった感じ。

2.SaGa

名作の誉れ高い作品で、一度やってみたかった。ちなみに元は白黒ゲームボーイ時代の作品。
非常に面白かった。ラスボスが世界の創造者の神であったり、世界を乱した原因が「平和な世界に飽きたから」だったり、その神がチェーンソーでバラバラになったり、核爆弾が武器としてあったり、とにかく普通じゃなかった。

3.ジャンパー

とても面白い。日常から瞬間移動にあこがれている人のための映画、ストーリーとかはどうでもいいのさ。
ジャンパーの持つ武器が、野球バットや火炎放射機や瞬間移動させたトラックというのもおしゃれ。普通に銃を使えばいいのに。ちなみにジャンパーの基本収入源が銀行強盗というのも熱い。

4.アイアムレジェンド

これを見て、ゾンビ映画かよ!と思った人も多いと思う。
そのとおり、原作はあらゆるゾンビ映画の原点「地球最後の男」である。映画版の見所は廃墟になったニューヨークとサバイバル方法。廃墟好きにはたまらない。
原作の見所は、もともと生物学の知識のない主人公が吸血鬼(と呼ばれている)の習性を科学的に解明していくところ。

ちなみにアイアムレジェンドという言葉の意味は、原作と映画でまったく異なっていて、原作では「私は新時代を担う吸血鬼にとって伝説の怪物になってしまった。」という意味に対して、映画では「ゾンビから世界を救った伝説の男になった。」という意味になっている。

5.ハムレット
ストーリーは冗長で、登場人物の心理描写が甘い。
ハムレットが何を考えているのか理解できない。
特に面白くはない小説。本当に名作なのか?